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ATP依存性蛋白分解酵素
著者: 中村清二1
所属機関: 1東京大学・医・薬理
ページ範囲:P.491 - P.492
文献購入ページに移動 蛋白合成機構についての主としてセントラルドグマに添った,分子レベルにおける研究は過去30年間に精力的になされてきた。それに比し,細胞内における蛋白分解機構についてはあまり関心が払われて来なかった為か,その解析は相対的に遅れている。従って細胞内において蛋白分解酵素が関与する生理的機能や,その調節機構についての理解も深くはなされていないのが現状である。
近年ライソゾーム以外の細胞内分画に局在する蛋白分解酵素の発見等に刺激されて,蛋白分解機構に関する研究がようやく勢いを得てきつつある様に思われる。
近年ライソゾーム以外の細胞内分画に局在する蛋白分解酵素の発見等に刺激されて,蛋白分解機構に関する研究がようやく勢いを得てきつつある様に思われる。
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