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文献概要
特集 モノアミン系
中枢神経系におけるセロトニンニューロン系
著者: 佐野豊1 竹内義博1
所属機関: 1京都府立医科大学第1解剖学教室
ページ範囲:P.82 - P.90
文献購入ページに移動一方,VialliとErspamer(1933)73)は,ウサギの消化管粘膜にアミンが存在することを証明し,さらにErspamer(1940)17)は,この平滑筋収縮作用を有する物質が消化管に広く分布するenterochromaffin cellsで産生されていることを明らかにし,"Enteramin"と名付けた。しかし,後年,ErspamerとAsero18)は,このアミンがセロトニンと同一の物質であることを確認した。
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