生物は外界からの刺激,あるいは環境の変化を感受し,それに応答していろいろの行動をする。応答にはいくつかの段階がある。刺激をうけて興奮し,適応し,また学習する。バクテリアのような単細胞微生物は1個の細胞で,感覚機能,神経機能,運動機能をかねそなえており,高等動物のような多細胞生物では,各細胞が各機能を分担している。現代生物学は,生物の機能を要素的機能へと分析していくと,各要素的機能をうけもつ分子機械にいきつくこと,生物の機能はこれらの分子機械によって構成される回路のはたらきとして理解できることを,次第に明らかにしてきた。このように生物を分子機械回路としてとらえる立場からみると,バクテリアと高等動物の刺激—応答系には多くの共通点が見出されるのではないか。すなわち,分子機械にまで分解すれば,バクテリアと高等動物には共通のはたらき方をする機械が存在するのではないか。また回路の組立て方に共通の方式があるのではないか。高等動物の中をみても,感覚—神経—運動の経路には直接属さない多くの細胞が刺激に対して応答する。これらの細胞のもつ刺激—応答の分子機械回路は,単細胞微生物のそれと共通の性格をもつのではないか。
各生物のもつ刺激—応答の分子機械回路はどこまで似ているか。逆に各生物あるいは各細胞系の間のちがいはどこにあるか。高等動物の高等さは,分子機械回路でいえばどこで現われるか。
雑誌目次
生体の科学34巻5号
1983年10月発行
雑誌目次
特集 受容・応答の膜分子論
刺激受容と適応のメカニズム
著者: 大沢文夫
ページ範囲:P.346 - P.352
刺激受容に対する膜リン脂質の代謝応答
著者: 野沢義則 , 吉岡亨
ページ範囲:P.353 - P.360
諸種の細胞が外界の刺激受容に応じて活発な膜リン脂質代謝の亢進を誘起することはよく知られており1〜4),刺激—応答連関(stimulus-response coupling)の概念はほぼ定着したと云っても過言ではなかろう。この説のルーツを辿れば,30年前にHokin & Hokin(1953)5)が膵臓細胞のアセチルコリン刺激によるアミラーゼ分泌に伴ってホスファチジルイノシトール(PI)の〔32P〕取り込み亢進を見出したことがその端緒となった。しかも,この〔32P〕PI増加がPAを介するPIの再合成であることを指摘し,いわゆる"PIサイクル"の誕生に至ったのである。その後20年を経て,Michell(1975)1)によってこのPIサイクルがCa2+流入に連係しているというCa2+ゲート作動説が唱えられ,従来英国を中心に地味に続けられてきたPIの研究が一躍多大の注目を集めるようになり,今日では細胞生物学における重要な中心課題の1つにもなっている。ここでは限られた紙数のために,受容刺激に伴う膜リン脂質代謝の変動を視細胞と血小板の例について簡単に述べることにする。
タンパク質メチル化反応と走化性
著者: 林博司 , 蓑島伸生
ページ範囲:P.361 - P.367
生物はその特性のひとつとして,環境の変化を感知し,得られた情報に従って自分の置かれた状況を変化させ得る。こうした広い意味での感覚応答について言えば,多くの場合応答はその生物の運動の制御という形で現われる。典型的な感覚応答系は,高等生物の神経系およびホルモン分泌系であり,そこでは個体レベルでの高次な感覚応答が起こる。より低次には,受精における精子と卵子の挙動,胚発生における,たとえば神経系形成に伴う細胞個々の正確なふるまい,イモリやプラナリア等で知られる再生現象における細胞の脱分化および分化等,すべて細胞レベルでの感覚応答が必須な現象と言えよう。高等生物における感覚応答の機構は,上に挙げたような材料を用い,主に電気生理学の手法,形態学の手法を用いて研究され,多大な成果が挙げられている。こうした感覚応答系を分子レベルで解析するためには,いくつかの困難がある。たとえば,生化学の手法で研究をするために充分な量の標品が扱えないこと,あるいは,ある現象について因果関係を確立するためには,系が複雑すぎること等である。
近年,生物の研究に有利な材料として,原核生物であるバクテリアが盛んに用いられるようになった。豊富な遺伝学の手法を駆使できること,遺伝的に同じ個体が大量に扱えることなどがその利点である。
温度感覚の分子機構
著者: 今栄康雄 , 中岡保夫
ページ範囲:P.368 - P.375
人間を含め,生物の生活活動は狭い温度範囲に限られるので,多くの生物が温度変化を刺激として感知し,それに対応する能力を持っている。高等動物の温度感覚は,触覚や痛覚といった体性感覚の1つであって,温度感覚受容器は体表全体に分布し,味覚や視覚のように分化した受容器を一般に持たない。ただ,昆虫では触角に温度感覚が局在しているという報告1)があるのと,ハブやガラガラヘビは,目と鼻の間にある眼面小窩(pit)が赤外線受容器であること2,3),が例外である。多くの生物で,局在した温度感覚器を持たないことは,逆に,体の特定部位のみの温度測定では,生存に不十分であることを意味しているのかも知れない。
高等動物における温度感覚機構の研究は,特殊化された感覚器を持たないこと,温度が細胞の多くの機能に非特異的に作用してしまうこと,などの理由によって,生存に必須な感覚機構の1つでありながら,解析が進んでいない。本総説では,分子レベルでの解析が比較的進んでいる,バクテリアとゾウリムシの温度感覚機構を中心に,最近の研究を紹介したい。
膜機能分子としての細胞骨格タンパク—視細胞外節膜の裏打ち構造と細胞骨格
著者: 臼倉治郎
ページ範囲:P.376 - P.380
一般に生体膜の細胞質側表面には多くの表在性蛋白が付着し,膜の「裏打ち」と呼ばれる構造を形成している1〜4)。膜に含まれる内在性蛋白質と,その裏打ち構造とのかかわり合いは膜の総合的な機能を推測する上できわめて重要である。形態的には裏打ちの様子は細胞の種類により,また,同一細胞にあっては膜の部分によって,かなり異なる。しかし,膜の内在性蛋白とこれを裏打ちする構造との結びつきは機能的にも形態的にも不明な点が多い。興味は刺激受容部位など機能的に活発な膜部分(たとえば,神経シナプスやランビエの絞輪)とその裏打ち構造とのつながりに注がれるが3),それらの関係は明らかでない。ここでは,必ずしも表題にあった話題とはいえないが,視細胞の光受容膜に注目し,膜の細胞質側表面の構造を形態的に示したい。
解説
随意的眼球運動における黒質の役割
著者: 彦坂興秀
ページ範囲:P.381 - P.390
大脳基底核は,運動の発現あるいは調節に重要な働きをしているといわれる3)。Parkinson病,Huntington病など,大脳基底核の機能障害に基づく神経疾患の主要な症状はakinesia,不随意運動などの運動障害である4)。無麻酔動物の単一ニューロン活動を記録する最近の研究もこの考えを支持している(文献3)参照)。サルやネコの被殻や淡蒼球のニューロンの多くが,上肢や口の運動に先行して発射活動を変化する。しかし,小脳と並んで錐体外路を構成するといわれたこの大脳基底核が,どのような機構でどのような状況で運動に関与するのか,という問いに対する十分な答はこれらの研究からは得られていないようである。大脳基底核は大脳新皮質から主な入力を受け,主な出力を運動野を含めた大脳新皮質に視床を介して送りかえす(図1参照)。では,例えば,被殻や淡蒼球で見られる運動に先行するニューロン活動は,大脳皮質運動野の運動性のニューロン活動の原因なのだろうか,結果なのだろうか。
ところが,この大脳皮質を起点と終点とする大脳基底核のニューロン回路以外に,大脳皮質を介さないで運動として出力され得るようなニューロン結合の存在が最近明らかになった。そのひとつが黒質網様部から上丘への結合である7)。
メタロチオネインの生理的意義
著者: 木村正己
ページ範囲:P.391 - P.400
メタロチオネイン(記述中MTと略号を使用している場合もある)は分子量約6,000の低分子量蛋白質で,組成アミノ酸としてシステインを多く含有し,金属を強く結合する特性をもっている。主として,有核生物に見出されるが,小さい分子量のメタロチオネインが原核生物に存在することも確認されている。
メタロチオネインが発見された当時は,カドミウム(Cd)結合蛋白質と考えられたが,現在では亜鉛(Zn),Cd,銅(Cu),水銀(Hg)および銀(Ag)〔右へ親和力の強い順序〕などの金属を結合することが知られている。動物をある金属に暴露させると,暴露金属のほかにZnも同時に結合したメタロチオネインが得られる。この事から,かつてはZnだけがメタロチオネインを誘導し,暴露金属が合成されたZn-チオネイン(アポメタロチオネイン)のZnを追い出して,一部結合するのかもしれないという考えもあった。しかし,現在ではこれら各金属自身にメタロチオネインを誘導する作用があると考えられている。
実験講座
コンピューター方式によるビデオ増感コントラスト顕微鏡
著者: 竹中敏文
ページ範囲:P.401 - P.404
生物の組織や細胞の微小形態の動的変化を生きたままで追求していくことは,我々生理学を研究するものにとって1つの夢である。生きた細胞の形態的生理的変化の研究には,光学顕微鏡が主としてもちいられてきた。顕微鏡の精度も光学の発展によりどんどん良くなってきた。分解能が上がると微細構造が見えるようになるが,そこで障害につき当たった。それは,拡大して組織をみようとすると,無色透明であり,明暗の差や色の差がないため構造がよくみられないことであった。これを解決する方法として発明されたのが,位相差顕微鏡であり,微分干渉顕微鏡であった。一般に原形質の各部分は,屈折率や厚みの差があり,これを直進した波は位相の変化をうける。これらの顕微鏡は,この位相変化を光の振幅の差,すなわち明暗の差に変えたものである。これらの顕微鏡により,標本を染色することなしに,生きたまま観察することが出来るようになった。このようにして,微細構造が見えてくると,次に望むものは,少しでも微小なものをみようということである。現存する光学顕微鏡の中ではCarl ZeissのAxiomatは,こうした顕微鏡の中でも特にすぐれたものである。機械の手動部分を改良して焦点の安定性をよくするとともに,重量を非常に大きくして振動効果を減らしている。
成熟脊椎動物からの網膜神経細胞の単離と培養
著者: 立花政夫
ページ範囲:P.405 - P.411
網膜を構成する各種神経細胞の接続関係ば電気生理学的・形態学的研究から多くの知見が集積されてきている。網膜での情報処理機構を解明するためには,さらに,個々のシナプスでの伝達機構を分析し,各神経細胞でのシナプス入力の統合機序を調べる必要がある。しかしながら,これらの問題を究明するために網膜そのままを実験に用いると多くの不都合が生じてくる。例えば,網膜にはフィードバック—シナプスの存在が示唆されており,あるシナプスでの化学伝達物質の同定を試みてその候補物質を網膜に投与しても,その物質が直接そのシナプスに作用しているのか,あるいは他の細胞を介して間接的に効果を及ぼしているのかを決定することは必ずしも容易ではない。また多くの候補物質は近隣の細胞に取り込まれてしまうらしく,そのような場合には有効濃度を推定することが難しい。特定の細胞による化学伝達物質の合成や放出を生化学的手法で調べる際には,他の細胞によるコンタミネーションを除くことはほとんど不可能である。また,細胞膜のイオン—コンダクタンス機構を調べるのに有効な膜電位固定法も,視細胞や水平細胞のように同種の細胞どうしが電気的に結合している場合には適用が非常に困難である。こういった,網膜そのままを用いた時に生じる不都合は,特定の細胞を取り出して来て調べることができれば克服することができよう。
話題
第9回「国際神経生化学会」に出席して
著者: 吉岡亨
ページ範囲:P.412 - P.415
カナダの大平洋側最大の都市であるバンクーバー市の名門大学ブリティシュ・コロンビア大学(U.B.C)に於いて第9回国際神経化学会が開かれた。期間は7月10日から15日までで,この期間はバンクーバーを訪れるには最もよい季節であるといわれている。初日は受付だけで学術集会は11日からスタートした(図1)。
今回はシンポジウム21,コロキウム4,ワークショップ16,スライドセッション14,ポスターセッション9という配分で,他の学術集会にくらべシンポジウム形式が重視されているように思われた。演題総数約650,参加人員はそれよりいくらか少なめの印象をうけた。またシンポジウムとポスターセッションで同一発表者が重復した話題を提供するといった場合もしばしば見受けられた。
基本情報

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60巻5号(2009年10月発行)
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60巻4号(2009年8月発行)
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特集 mTORをめぐるシグナルタンパク
59巻5号(2008年10月発行)
特集 現代医学・生物学の仮説・学説2008
59巻4号(2008年8月発行)
特集 免疫学の最近の動向
59巻3号(2008年6月発行)
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59巻2号(2008年4月発行)
特集 細胞外基質-研究の新たな展開
59巻1号(2008年2月発行)
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特集 グリケーション(糖化)
58巻5号(2007年10月発行)
特集 タンパク質間相互作用
58巻4号(2007年8月発行)
特集 嗅覚受容の分子メカニズム
58巻3号(2007年6月発行)
特集 骨の形成と破壊
58巻2号(2007年4月発行)
特集 シナプス後部構造の形成・機構と制御
58巻1号(2007年2月発行)
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特集 血管壁
57巻5号(2006年10月発行)
特集 生物進化の分子マップ
57巻4号(2006年8月発行)
特集 脳科学が求める先端技術
57巻3号(2006年6月発行)
特集 ミエリン化の機構とその異常
57巻2号(2006年4月発行)
特集 膜リサイクリング
57巻1号(2006年2月発行)
特集 こころと脳:とらえがたいものを科学する
56巻6号(2005年12月発行)
特集 構造生物学の現在と今後の展開
56巻5号(2005年10月発行)
特集 タンパク・遺伝子からみた分子病―新しく解明されたメカニズム
56巻4号(2005年8月発行)
特集 脳の遺伝子―どこでどのように働いているのか
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56巻2号(2005年4月発行)
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特集 脳の深部を探る
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55巻2号(2004年4月発行)
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55巻1号(2004年2月発行)
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54巻5号(2003年10月発行)
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54巻4号(2003年8月発行)
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54巻3号(2003年6月発行)
特集 クロマチン
54巻2号(2003年4月発行)
特集 樹状突起
54巻1号(2003年2月発行)
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53巻2号(2002年4月発行)
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52巻5号(2001年10月発行)
特集 モチーフ・ドメインリスト
52巻4号(2001年8月発行)
特集 骨格筋研究の新展開
52巻3号(2001年6月発行)
特集 脳の発達に関与する分子機構
52巻2号(2001年4月発行)
特集 情報伝達物質としてのATP
52巻1号(2001年2月発行)
連続座談会 脳を育む
51巻6号(2000年12月発行)
特集 機械的刺激受容の分子機構と細胞応答
51巻5号(2000年10月発行)
特集 ノックアウトマウスリスト
51巻4号(2000年8月発行)
特集 臓器(組織)とアポトーシス
51巻3号(2000年6月発行)
特集 自然免疫における異物認識と排除の分子機構
51巻2号(2000年4月発行)
特集 細胞極性の形成機序
51巻1号(2000年2月発行)
特集 脳を守る21世紀生命科学の展望
50巻6号(1999年12月発行)
特集 細胞内輸送
50巻5号(1999年10月発行)
特集 病気の分子細胞生物学
50巻4号(1999年8月発行)
特集 トランスポーターの構造と機能協関
50巻3号(1999年6月発行)
特集 時間生物学の新たな展開
50巻2号(1999年4月発行)
特集 リソソーム:最近の研究
50巻1号(1999年2月発行)
連続座談会 脳を守る
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特集 発生・分化とホメオボックス遺伝子
49巻5号(1998年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル1998
49巻4号(1998年8月発行)
特集 プロテインキナーゼCの多様な機能
49巻3号(1998年6月発行)
特集 幹細胞研究の新展開
49巻2号(1998年4月発行)
特集 血管―新しい観点から
49巻1号(1998年2月発行)
特集 言語の脳科学
48巻6号(1997年12月発行)
特集 軸索誘導
48巻5号(1997年10月発行)
特集 受容体1997
48巻4号(1997年8月発行)
特集 マトリックス生物学の最前線
48巻3号(1997年6月発行)
特集 開口分泌のメカニズムにおける新しい展開
48巻2号(1997年4月発行)
特集 最近のMAPキナーゼ系
48巻1号(1997年2月発行)
特集 21世紀の脳科学
47巻6号(1996年12月発行)
特集 老化
47巻5号(1996年10月発行)
特集 器官―その新しい視点
47巻4号(1996年8月発行)
特集 エンドサイトーシス
47巻3号(1996年6月発行)
特集 細胞分化
47巻2号(1996年4月発行)
特集 カルシウム動態と細胞機能
47巻1号(1996年2月発行)
特集 神経科学の最前線
46巻6号(1995年12月発行)
特集 病態を変えたよく効く医薬
46巻5号(1995年10月発行)
特集 遺伝子・タンパク質のファミリー・スーパーファミリー
46巻4号(1995年8月発行)
特集 ストレス蛋白質
46巻3号(1995年6月発行)
特集 ライソゾーム
46巻2号(1995年4月発行)
特集 プロテインホスファターゼ―最近の進歩
46巻1号(1995年2月発行)
特集 神経科学の謎
45巻6号(1994年12月発行)
特集 ミトコンドリア
45巻5号(1994年10月発行)
特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ
45巻4号(1994年8月発行)
特集 造血の機構
45巻3号(1994年6月発行)
特集 染色体
45巻2号(1994年4月発行)
特集 脳と分子生物学
45巻1号(1994年2月発行)
特集 グルコーストランスポーター
44巻6号(1993年12月発行)
特集 滑面小胞体をめぐる諸問題
44巻5号(1993年10月発行)
特集 現代医学・生物学の仮説・学説
44巻4号(1993年8月発行)
特集 細胞接着
44巻3号(1993年6月発行)
特集 カルシウムイオンを介した調節機構の新しい問題点
44巻2号(1993年4月発行)
特集 蛋白質の細胞内転送とその異常
44巻1号(1993年2月発行)
座談会 脳と遺伝子
43巻6号(1992年12月発行)
特集 成長因子受容体/最近の進歩
43巻5号(1992年10月発行)
特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉
43巻4号(1992年8月発行)
特集 細胞機能とリン酸化
43巻3号(1992年6月発行)
特集 血管新生
43巻2号(1992年4月発行)
特集 大脳皮質発達の化学的側面
43巻1号(1992年2月発行)
特集 意識と脳
42巻6号(1991年12月発行)
特集 細胞活動の日周リズム
42巻5号(1991年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル
42巻4号(1991年8月発行)
特集 開口分泌の細胞内過程
42巻3号(1991年6月発行)
特集 ペルオキシソーム/最近の進歩
42巻2号(1991年4月発行)
特集 脳の移植と再生
42巻1号(1991年2月発行)
特集 脳と免疫
41巻6号(1990年12月発行)
特集 注目の実験モデル動物
41巻5号(1990年10月発行)
特集 LTPとLTD:その分子機構
41巻4号(1990年8月発行)
特集 New proteins
41巻3号(1990年6月発行)
特集 シナプスの形成と動態
41巻2号(1990年4月発行)
特集 細胞接着
41巻1号(1990年2月発行)
特集 発がんのメカニズム/最近の知見
40巻6号(1989年12月発行)
特集 ギャップ結合
40巻5号(1989年10月発行)
特集 核内蛋白質
40巻4号(1989年8月発行)
特集 研究室で役に立つ新しい試薬
40巻3号(1989年6月発行)
特集 細胞骨格異常
40巻2号(1989年4月発行)
特集 大脳/神経科学からのアプローチ
40巻1号(1989年2月発行)
特集 分子進化
39巻6号(1988年12月発行)
特集 細胞内における蛋白質局在化機構
39巻5号(1988年10月発行)
特集 細胞測定法マニュアル
39巻4号(1988年8月発行)
特集 細胞外マトリックス
39巻3号(1988年6月発行)
特集 肺の微細構造と機能
39巻2号(1988年4月発行)
特集 生体運動の分子機構/研究の発展
39巻1号(1988年2月発行)
特集 遺伝子疾患解析の発展
38巻6号(1987年12月発行)
-チャンネルの最近の動向
38巻5号(1987年10月発行)
特集 細胞生物学における免疫実験マニュアル
38巻4号(1987年8月発行)
特集 視覚初期過程の分子機構
38巻3号(1987年6月発行)
特集 人間の脳
38巻2号(1987年4月発行)
特集 体液カルシウムのホメオスタシス
38巻1号(1987年2月発行)
特集 医学におけるブレイクスルー/基礎研究からの挑戦
37巻6号(1986年12月発行)
特集 神経活性物質受容体と情報伝達
37巻5号(1986年10月発行)
特集 中間径フィラメント
37巻4号(1986年8月発行)
特集 細胞生物学実験マニュアル
37巻3号(1986年6月発行)
特集 脳の化学的トポグラフィー
37巻2号(1986年4月発行)
特集 血小板凝集
37巻1号(1986年2月発行)
特集 脳のモデル
36巻6号(1985年12月発行)
特集 脂肪組織
36巻5号(1985年10月発行)
特集 細胞分裂をめぐって
36巻4号(1985年8月発行)
特集 神経科学実験マニュアル
36巻3号(1985年6月発行)
特集 血管内皮細胞と微小循環
36巻2号(1985年4月発行)
特集 肝細胞と胆汁酸分泌
36巻1号(1985年2月発行)
特集 Transmembrane Control
35巻6号(1984年12月発行)
特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識
35巻5号(1984年10月発行)
特集 中枢神経系の再構築
35巻4号(1984年8月発行)
特集 ゲノムの構造
35巻3号(1984年6月発行)
特集 神経科学の仮説
35巻2号(1984年4月発行)
特集 哺乳類の初期発生
35巻1号(1984年2月発行)
特集 細胞生物学の現状と展望
34巻6号(1983年12月発行)
特集 蛋白質の代謝回転
34巻5号(1983年10月発行)
特集 受容・応答の膜分子論
34巻4号(1983年8月発行)
特集 コンピュータによる生物現象の再構成
34巻3号(1983年6月発行)
特集 細胞の極性
34巻2号(1983年4月発行)
特集 モノアミン系
34巻1号(1983年2月発行)
特集 腸管の吸収機構
33巻6号(1982年12月発行)
特集 低栄養と生体機能
33巻5号(1982年10月発行)
特集 成長因子
33巻4号(1982年8月発行)
特集 リン酸化
33巻3号(1982年6月発行)
特集 神経発生の基礎
33巻2号(1982年4月発行)
特集 細胞の寿命と老化
33巻1号(1982年2月発行)
特集 細胞核
32巻6号(1981年12月発行)
特集 筋小胞体研究の進歩
32巻5号(1981年10月発行)
特集 ペプチド作働性シナプス
32巻4号(1981年8月発行)
特集 膜の転送
32巻3号(1981年6月発行)
特集 リポプロテイン
32巻2号(1981年4月発行)
特集 チャネルの概念と実体
32巻1号(1981年2月発行)
特集 細胞骨格
31巻6号(1980年12月発行)
特集 大脳の機能局在
31巻5号(1980年10月発行)
特集 カルシウムイオン受容タンパク
31巻4号(1980年8月発行)
特集 化学浸透共役仮説
31巻3号(1980年6月発行)
特集 赤血球膜の分子構築
31巻2号(1980年4月発行)
特集 免疫系の情報識別
31巻1号(1980年2月発行)
特集 ゴルジ装置
30巻6号(1979年12月発行)
特集 細胞間コミニケーション
30巻5号(1979年10月発行)
特集 In vitro運動系
30巻4号(1979年8月発行)
輸送系の調節
30巻3号(1979年6月発行)
特集 網膜の構造と機能
30巻2号(1979年4月発行)
特集 神経伝達物質の同定
30巻1号(1979年2月発行)
特集 生物物理学の進歩—第6回国際生物物理学会議より
29巻6号(1978年12月発行)
特集 最近の神経科学から
29巻5号(1978年10月発行)
特集 下垂体:前葉
29巻4号(1978年8月発行)
特集 中枢のペプチド
29巻3号(1978年6月発行)
特集 心臓のリズム発生
29巻2号(1978年4月発行)
特集 腎機能
29巻1号(1978年2月発行)
特集 膜脂質の再検討
28巻6号(1977年12月発行)
特集 青斑核
28巻5号(1977年10月発行)
特集 小胞体
28巻4号(1977年8月発行)
特集 微小管の構造と機能
28巻3号(1977年6月発行)
特集 神経回路網と脳機能
28巻2号(1977年4月発行)
特集 生体の修復
28巻1号(1977年2月発行)
特集 生体の科学の現状と動向
27巻6号(1976年12月発行)
特集 松果体
27巻5号(1976年10月発行)
特集 遺伝マウス・ラット
27巻4号(1976年8月発行)
特集 形質発現における制御
27巻3号(1976年6月発行)
特集 生体と化学的環境
27巻2号(1976年4月発行)
特集 分泌腺
27巻1号(1976年2月発行)
特集 光受容
26巻6号(1975年12月発行)
特集 自律神経と平滑筋の再検討
26巻5号(1975年10月発行)
特集 脳のプログラミング
26巻4号(1975年8月発行)
特集 受精機構をめぐつて
26巻3号(1975年6月発行)
特集 細胞表面と免疫
26巻2号(1975年4月発行)
特集 感覚有毛細胞
26巻1号(1975年2月発行)
特集 体内のセンサー
25巻5号(1974年12月発行)
特集 生体膜—その基本的課題
25巻4号(1974年8月発行)
特集 伝達物質と受容物質
25巻3号(1974年6月発行)
特集 脳の高次機能へのアプローチ
25巻2号(1974年4月発行)
特集 筋細胞の分化
25巻1号(1974年2月発行)
特集 生体の科学 展望と夢
24巻6号(1973年12月発行)
24巻5号(1973年10月発行)
24巻4号(1973年8月発行)
24巻3号(1973年6月発行)
24巻2号(1973年4月発行)
24巻1号(1973年2月発行)
23巻6号(1972年12月発行)
23巻5号(1972年10月発行)
23巻4号(1972年8月発行)
23巻3号(1972年6月発行)
23巻2号(1972年4月発行)
23巻1号(1972年2月発行)
22巻6号(1971年12月発行)
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22巻4号(1971年8月発行)
22巻3号(1971年6月発行)
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22巻1号(1971年2月発行)
21巻7号(1970年12月発行)
21巻6号(1970年10月発行)
21巻4号(1970年8月発行)
特集 代謝と機能
21巻5号(1970年8月発行)
21巻3号(1970年6月発行)
21巻2号(1970年4月発行)
21巻1号(1970年2月発行)
20巻6号(1969年12月発行)
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19巻6号(1968年12月発行)
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18巻6号(1967年12月発行)
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17巻6号(1966年12月発行)
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17巻4号(1966年8月発行)
17巻3号(1966年6月発行)
17巻2号(1966年4月発行)
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16巻6号(1965年12月発行)
16巻5号(1965年10月発行)
16巻4号(1965年8月発行)
16巻3号(1965年6月発行)
16巻2号(1965年4月発行)
16巻1号(1965年2月発行)
15巻6号(1964年12月発行)
特集 生体膜その3
15巻5号(1964年10月発行)
特集 生体膜その2
15巻4号(1964年8月発行)
特集 生体膜その1
15巻3号(1964年6月発行)
特集 第13回日本生理科学連合シンポジウム
15巻2号(1964年4月発行)
15巻1号(1964年2月発行)
14巻6号(1963年12月発行)
特集 興奮收縮伝関
14巻5号(1963年10月発行)
14巻4号(1963年8月発行)
14巻3号(1963年6月発行)
14巻1号(1963年2月発行)
特集 第9回中枢神経系の生理学シンポジウム
14巻2号(1963年2月発行)
13巻6号(1962年12月発行)
13巻5号(1962年10月発行)
特集 生物々理—生理学生物々理若手グループ第1回ミーティングから
13巻4号(1962年8月発行)
13巻3号(1962年6月発行)
13巻2号(1962年4月発行)
Symposium on Permeability of Biological Membranes
13巻1号(1962年2月発行)
12巻6号(1961年12月発行)
12巻5号(1961年10月発行)
12巻4号(1961年8月発行)
12巻3号(1961年6月発行)
12巻2号(1961年4月発行)
12巻1号(1961年2月発行)
11巻6号(1960年12月発行)
Symposium On Active Transport
11巻5号(1960年10月発行)
11巻4号(1960年8月発行)
11巻3号(1960年6月発行)
11巻2号(1960年4月発行)
11巻1号(1960年2月発行)
10巻6号(1959年12月発行)
10巻5号(1959年10月発行)
10巻4号(1959年8月発行)
10巻3号(1959年6月発行)
10巻2号(1959年4月発行)
10巻1号(1959年2月発行)
8巻6号(1957年12月発行)
8巻5号(1957年10月発行)
特集 酵素と生物
8巻4号(1957年8月発行)
8巻3号(1957年6月発行)
8巻2号(1957年4月発行)
8巻1号(1957年2月発行)