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特集 蛋白質の代謝回転
細胞内蛋白分解とリソゾーム
著者: 勝沼信彦1
所属機関: 1徳島大学医学部付属酵素研究施設酵素化学
ページ範囲:P.425 - P.430
文献購入ページに移動従って,蛋白質のturnoverと言ってきた内容も変更する必要がある。合成と見ていたのは成熟蛋白までのプロセスを指しているので,前駆型から成熟型までのproteolitic stepsも含まれていることになる。即ち合成速度(Ks)のうちにはprocessingが含まれるわけで,今日まで狭義の合成ステップと見てきたtranscriptionとtranslationにprocessingを加えて,そのどこに律速段階があるか,病的な場合には,その何れに異常があるのかを分けて追求する必要があるようになってきた。
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