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友への手紙—アメリカNeuroscience学会の印象
著者: 塩井純一1
所属機関: 1
ページ範囲:P.240 - P.242
文献購入ページに移動 お元気ですか。先日は別刷送って下さり有難うございました。興味深く読ませていただきました。
お礼に(?)11月6日から11日までボストンで開かれた神経科学会(Society for Neuroscienceの第13回年会)の報告をすることにします。学会の直前5日,6日に番外の"Molecular Approaches to the Nervous System"と銘打ったShort Courseがあり参加したのですが,五百人くらいの聴講者があり,数十人の規模を予想していた私には大きた驚きでした。Cold Spring Harbor Lab. のR. McKayが組織したもので,やはり彼が組織した3年前のCold Spring Harborでのワークショップ"Monoclonal Antibodies to Neural Antigens"(Cold Spring Harbor Lab. から本が出ている)の続編といった趣きがなきにしもあらずですが,遺伝子工学とモノクローン抗体法という二大技術の出現で,この分野が様変わりしつつあるのを感じました。大発展が始まったと言っていいのではないでしょうか。
お礼に(?)11月6日から11日までボストンで開かれた神経科学会(Society for Neuroscienceの第13回年会)の報告をすることにします。学会の直前5日,6日に番外の"Molecular Approaches to the Nervous System"と銘打ったShort Courseがあり参加したのですが,五百人くらいの聴講者があり,数十人の規模を予想していた私には大きた驚きでした。Cold Spring Harbor Lab. のR. McKayが組織したもので,やはり彼が組織した3年前のCold Spring Harborでのワークショップ"Monoclonal Antibodies to Neural Antigens"(Cold Spring Harbor Lab. から本が出ている)の続編といった趣きがなきにしもあらずですが,遺伝子工学とモノクローン抗体法という二大技術の出現で,この分野が様変わりしつつあるのを感じました。大発展が始まったと言っていいのではないでしょうか。
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