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特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識 転写・蛋白合成に作用するもの 転写阻害剤
アクリジン
著者: 田中信男1
所属機関: 1東京大学応用微生物研究所生物活性部門
ページ範囲:P.547 - P.549
文献購入ページに移動 ■特性
C13H9N,分子量179.21(図1)。コールタールに含まれ,高沸点のタール油から分離することができる。N-phenylanthranilic acid,Ca-anthranilate,またはbenzylanilineから合成することができる。
アクリジンの誘導体に抗菌作用,抗原虫作用など生物活性を示すものがあり,アクリジン色素と総称されている。一般に弱塩基性で,強い螢光を示す。
C13H9N,分子量179.21(図1)。コールタールに含まれ,高沸点のタール油から分離することができる。N-phenylanthranilic acid,Ca-anthranilate,またはbenzylanilineから合成することができる。
アクリジンの誘導体に抗菌作用,抗原虫作用など生物活性を示すものがあり,アクリジン色素と総称されている。一般に弱塩基性で,強い螢光を示す。
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