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文献詳細

雑誌文献

生体の科学35巻6号

1984年12月発行

特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識

転写・蛋白合成に作用するもの 転写阻害剤

アクリジン

著者: 田中信男1

所属機関: 1東京大学応用微生物研究所生物活性部門

ページ範囲:P.547 - P.549

文献概要

 ■特性
 C13H9N,分子量179.21(図1)。コールタールに含まれ,高沸点のタール油から分離することができる。N-phenylanthranilic acid,Ca-anthranilate,またはbenzylanilineから合成することができる。
 アクリジンの誘導体に抗菌作用,抗原虫作用など生物活性を示すものがあり,アクリジン色素と総称されている。一般に弱塩基性で,強い螢光を示す。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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