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特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識 転写・蛋白合成に作用するもの 翻訳阻害剤
グウゲロチン
著者: 塚田欣司1
所属機関: 1東京医科歯科大学難治疾患研究所病態生化学部門
ページ範囲:P.557 - P.558
文献購入ページに移動グウゲロチンは,武田薬品KKの神崎らにより,京都の土壌より分離された放線菌Streptomyces gougeroti,No.21544の培養濾液から単離された物質で,グラム陽性菌,グラム陰性菌および抗酸性菌に抗菌力を有している。1962年,彼らは,その有効成分を結晶状に単離し,グウゲロチンと命名した1)。
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