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文献詳細

雑誌文献

生体の科学35巻6号

1984年12月発行

文献概要

特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識 転写・蛋白合成に作用するもの 翻訳阻害剤

フシジン酸

著者: 田中信男1

所属機関: 1東京大学応用微生物研究所生物活性部門

ページ範囲:P.559 - P.560

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 ■特性
 1)フシジン酸(fusidic acid)=ラマイシン(ramycin)
 真菌Fusidium coccineumの培養によって得られるステロイド抗生物質。C31H48O6,分子量516.69。融点192〜193℃。UV:λmax=204nm(ε9900),220nm(ε9400)。pKa:5.35(水)。アルコール,アセトン,クロロホルム,ピリジン,ジオキサンに溶けやすく,水,エーテル,ヘキサンに溶けにくい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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