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特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識 転写・蛋白合成に作用するもの 翻訳阻害剤
フシジン酸
著者: 田中信男1
所属機関: 1東京大学応用微生物研究所生物活性部門
ページ範囲:P.559 - P.560
文献購入ページに移動 ■特性
1)フシジン酸(fusidic acid)=ラマイシン(ramycin)
真菌Fusidium coccineumの培養によって得られるステロイド抗生物質。C31H48O6,分子量516.69。融点192〜193℃。UV:λmax=204nm(ε9900),220nm(ε9400)。pKa:5.35(水)。アルコール,アセトン,クロロホルム,ピリジン,ジオキサンに溶けやすく,水,エーテル,ヘキサンに溶けにくい。
1)フシジン酸(fusidic acid)=ラマイシン(ramycin)
真菌Fusidium coccineumの培養によって得られるステロイド抗生物質。C31H48O6,分子量516.69。融点192〜193℃。UV:λmax=204nm(ε9900),220nm(ε9400)。pKa:5.35(水)。アルコール,アセトン,クロロホルム,ピリジン,ジオキサンに溶けやすく,水,エーテル,ヘキサンに溶けにくい。
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