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文献詳細

雑誌文献

生体の科学35巻6号

1984年12月発行

文献概要

特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識 代謝系に作用するもの

アメトプテリン

著者: 清水喜美子1 瀬野悍二1

所属機関: 1埼玉県立がんセンター研究所血清ウイルス部

ページ範囲:P.596 - P.598

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 ■特性
 葉酸類似物質。黄色粉末。アルカリに溶解。哺乳類細胞,細菌類に対し細胞毒性を示す。代表的な癌化学療法剤。ジヒドロ葉酸還元酵素(EC 1.5.1.3,系統名5,6,7,8-tetrahydrofolate:NADPoxidoreductase)を標的とし,強固に結合して失活させる。結合の特異性は非常に高い(解離定数3×10−11M)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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