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特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識 代謝系に作用するもの
フェノバルビタール
著者: 加藤隆一1
所属機関: 1慶応大学医学部薬理学教室
ページ範囲:P.614 - P.616
文献購入ページに移動 ■一般的性質
フェノバルビタールは次に示す構造をもつ分子量232の脂溶性化合物であり,通常はナトリウム塩として用いる。ナトリウム塩は水に高い溶解性を示す。
フェノバルビタールはバルビチュレートの一種であり,一般的な中枢神経抑制作用を示す。その血漿半減期が長い点から,睡眠薬および抗てんかん薬として臨床的に用いられている。
フェノバルビタールは次に示す構造をもつ分子量232の脂溶性化合物であり,通常はナトリウム塩として用いる。ナトリウム塩は水に高い溶解性を示す。
フェノバルビタールはバルビチュレートの一種であり,一般的な中枢神経抑制作用を示す。その血漿半減期が長い点から,睡眠薬および抗てんかん薬として臨床的に用いられている。
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