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文献詳細

雑誌文献

生体の科学35巻6号

1984年12月発行

文献概要

特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識 代謝系に作用するもの

フェノバルビタール

著者: 加藤隆一1

所属機関: 1慶応大学医学部薬理学教室

ページ範囲:P.614 - P.616

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 ■一般的性質
 フェノバルビタールは次に示す構造をもつ分子量232の脂溶性化合物であり,通常はナトリウム塩として用いる。ナトリウム塩は水に高い溶解性を示す。
 フェノバルビタールはバルビチュレートの一種であり,一般的な中枢神経抑制作用を示す。その血漿半減期が長い点から,睡眠薬および抗てんかん薬として臨床的に用いられている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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