文献詳細
特集 肝細胞と胆汁酸分泌
肝における胆汁酸抱合機転—硫酸抱合・グルクロン酸抱合
著者: 村田宣夫1 別府倫兄2 出月康夫2
所属機関: 1東京大学医学部第二外科 現在,都立府中病院外科 2東京大学医学部第二外科
ページ範囲:P.132 - P.138
文献概要
一方,水酸基にエステル結合する硫酸抱合,あるいはグリコシド結合するグルクロン酸抱合胆汁酸は比較的最近明らかにされたものである。前者は1967年Palmerにより5),後者は1974年Back6)により発見され,その後現在に至るまで精力的にこれら新しい抱合胆汁酸の性質,代謝などの研究が進められている。
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