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特集 神経科学実験マニュアル 電気生理学実験手技
インパルス—インパルス相関
著者: 外山敬介1
所属機関: 1京都府立医科大学生理学教室
ページ範囲:P.422 - P.425
文献購入ページに移動この難点を解決する手法として,2個の細胞の反応の相関から神経細胞間の神経結合を同定する相関解析の手法が開発された。2個の細胞活動の相互相関の求め方には,1)パルス-アナログ相関と 2)パルス-パルス相関の二つの方法がある。第一の方法はJankowskaら1)によって開発されたもので,1個の細胞からインパルス反応を細胞外で,他の1個からシナプス後電位を細胞内で記録し,前者のインパルスを基準として後者のシナプス後電位を平均加算(Triggered averaging)するものである。
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