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文献詳細

雑誌文献

生体の科学36巻4号

1985年08月発行

文献概要

特集 神経科学実験マニュアル 電気生理学実験手技

眼球運動の測定

著者: 小澤哲磨1

所属機関: 1東京逓信病院眼科

ページ範囲:P.432 - P.433

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 眼球運動に含まれる周波数帯域はかなり幅の広いものであり,さらに眼瞼の動きや頭部の動きに両眼の協調運動が加わり,その運動はきわめて複雑なものとなる。眼瞼,頭部の動きに含まれる周波数成分は,眼球運動の成分に類似し,商用交流,筋電図,脳波などS/N比を劣化させる要素もきわめて多い。
 このようなことから,眼球運動の要素から必要なもののみを選び出してS/N比を良くしないと満足な結果は得られない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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