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文献詳細

雑誌文献

生体の科学36巻5号

1985年10月発行

文献概要

特集 細胞分裂をめぐって

細胞質分裂:アクトミオシン系の働きと収縮環の形成

著者: 馬渕一誠12

所属機関: 1東京大学教養学部生物学教室 2基礎生物学研究所細胞増殖部門

ページ範囲:P.504 - P.509

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 細胞の分裂は,DNAの分配のための核分裂に続き,細胞質の分裂によって完了する。細胞質分裂の仕方は高等植物と動物ではまったく異なる。植物においてはフラグモプラストの形成とその細胞板への変化によって細胞に仕切りができるが,動物細胞では単純にくびり切れるように見える。ここではこの単純にみえる動物細胞の細胞質分裂がどのような構造によって起こされるのか,その構造はどのようにしてできるのかを考えてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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