icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学36巻6号

1985年12月発行

文献概要

謎シリーズ

海馬は本当に記憶装置なのか

著者: 宮下保司1

所属機関: 1東京大学医学部第一生理学教室

ページ範囲:P.636 - P.640

文献購入ページに移動
 1984年4月より英国オックスフォード大学に日本学術振興会の援助を受けて滞在し,E.Rolls博士とともに霊長類における海馬機能の神経生理学的研究を行う機会を得た。当心理学教室では神経行動学的見地からの海馬機能の研究も多角的に行われている。従来からなかなか一致した見解の得られない「海馬と記憶」の関係について,最近の知見と未解決の問のいくつかを紹介したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?