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特集 脳の化学的トポグラフィー
コレシストキニン
著者: 遠山正弥1
所属機関: 1大阪大学医学部解剖学第2溝座
ページ範囲:P.201 - P.204
文献購入ページに移動 1975年Vanderhaeghenら1)がヒトを含む動物脳にガストリン/コレシストキニン(CCK)様物質の存在を報告し,ついで1978年Dockrayら2)はヒツジ脳よりCCK-33のC末端8個のアミノ酸から成るCCK-8を単離精製した。CCK-8はCCK-33,39,54などの分子量の大きいものよりも多量に脳に含まれ,腸管ではこれが逆転する。
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