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文献詳細

雑誌文献

生体の科学37巻3号

1986年06月発行

文献概要

特集 脳の化学的トポグラフィー

ニューロテンシン

著者: 遠山正弥1

所属機関: 1大阪大学医学部解剖学第2講座

ページ範囲:P.227 - P.229

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 ニューロテンシン(NT)は1973年Leemanら1)によりウシ視床下部からサブスタンスPを単離精製する過程で発見された13個のアミノ酸から成るペプチドで,その特有な生物活性部位はC末端の5〜6個のアミノ酸にある。
 高力価のNT抗血清を用いてRIAおよび免疫組織化学により脳内に幅広い分布を示すことが示され2-5),またその分布とNTの結合部位の分布の類似性と相伴い,NTの神経修飾物質としての役割が推定されている6)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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