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文献詳細

雑誌文献

生体の科学38巻2号

1987年04月発行

特集 体液カルシウムのホメオスタシス

副腎皮質ホルモンとカルシウムホメオスタシス

著者: 山田秀裕1 鈴木康夫1 市川陽一1 本間光夫1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部内科

ページ範囲:P.99 - P.103

文献概要

 副腎皮質ホルモンには糖質コルチコイド,鉱質コルチコイド,および性ホルモンが含まれるが,Caホメオスタシスに対して重大な影響をおよぼすのは糖質コルチコイドである。
 Caホメオスタシスは主に骨,腸管,腎,および副甲状腺によって調節されているが,糖質コルチコイドはこれらすべての臓器に対して直接あるいは間接に作用している。さらに生理量と薬理量とで作用が異なる場合が多く,その生理的意義や,過剰状態による病態生理は必ずしも明らかではない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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