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文献詳細

雑誌文献

生体の科学38巻3号

1987年06月発行

文献概要

特集 人間の脳

人脳の発達と老化

著者: 朝長正徳1

所属機関: 1東京大学医学部脳研究施設脳病理学部門

ページ範囲:P.194 - P.199

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 脳は人類でもっとも発達し,その結果地球を支配し,そこに華麗な文化を築きあげてきた。そして,現在では他の動物とはかけはなれた稀にみる長寿を獲得したのである。その結果,逆に脳の老化という問題にぶつかる。動物では脳が老化するまえに身体の老化で死亡してしまうのである。したがって,老人の脳の研究は人類にとって重大な意義があるといえる。ここでは脳の発達と老化を加齢(aging)という観点からとりあげて述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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