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文献詳細

雑誌文献

生体の科学38巻5号

1987年10月発行

文献概要

特集 細胞生物学における免疫実験マニュアル 抗体の作製と吟味

ポリクローン,モノクローン抗体の選択,使い分け

著者: 真崎知生1

所属機関: 1筑波大学基礎医学系

ページ範囲:P.351 - P.352

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 モノクローン抗体作製技術がはじめて発表されてから10年余りを経ている。今では簡単に作り,応用する時代となっている。またいくつかの抗体は市販されているし,米国には抗体を供給するバンクも存在する。したがって一部にはモノクローン抗体を用いないとその結果を信じないような風潮さえもみられる。しかし実験によっては従来のポリクローン抗体の方がずっと信頼性の高い結果を期待できるような研究も多い。そこで実験をはじめる際に,どちらの抗体を選択するかという問題は重要でありその際の参考として,私たちの今までの経験をもとにしたガイドをまとめてみた。これら指針の総合的な結論として,モノクローン抗体,ポリクローン抗体のそれぞれの利点と欠点か浮び上がってくる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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