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文献詳細

雑誌文献

生体の科学38巻5号

1987年10月発行

文献概要

特集 細胞生物学における免疫実験マニュアル 抗体の標識

アイソトープ標識法

著者: 若林克己1

所属機関: 1群馬大学内分泌研究所

ページ範囲:P.425 - P.427

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 抗体は蛋白質であるので,放射性同位元素(RI)による標識は一般の蛋白質の場合に準ずる。通常トレーサー用として使用されるRIは,3H,14C,32P,125I,131Iなどであるが,蛋白質のようなすでにでき上がっている分子でしかもPを含まないものは,3Hか放射性ヨウ素が用いられる。標識には直接RIを導入する直接的標識法とRIを含む分子を添加する間接的標識法とがある。3Hによる直接的標識は蛋白質の場合ほとんど行われない。ここでは,放射性ヨウ素による標識法を主として述べることにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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