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特集 細胞生物学における免疫実験マニュアル 特殊技術
BrdUモノクローナル抗体の細胞動態解析への応用
著者: 多田利彦1 楠川禮造1
所属機関: 1山口大学医学部第2内科
ページ範囲:P.510 - P.511
文献購入ページに移動 細胞動態解析の一方法として,Pulse Labeling Methodがある。本法は,DNA合成期(S期)にある細胞をlabelし,認識することにより,増殖期にある細胞の割合・分布・増殖の速さ・治療への反応性などを見る方法で,臨床面でも重要な意義を有する。
従来行われているH3thymidine法は,アイソトープを使用するため,限られた施設でしか実施できず,しかもAutoradiography法を用いるため,結果を得るまでに長時日を要し,臨床応用には不便であった。
従来行われているH3thymidine法は,アイソトープを使用するため,限られた施設でしか実施できず,しかもAutoradiography法を用いるため,結果を得るまでに長時日を要し,臨床応用には不便であった。
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