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文献詳細

雑誌文献

生体の科学38巻5号

1987年10月発行

文献概要

特集 細胞生物学における免疫実験マニュアル 特殊技術

モノクローナル抗体によるインフルエンザウイルス抗原ドリフトの解析

著者: 山田明1

所属機関: 1京都府立医科大学微生物学教室

ページ範囲:P.530 - P.531

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 インフルエンザウイルスのantigenic driftの解析は,従来よりフェレット,マウス,ニワトリなどの動物を免疫することによって得られた抗血清を用いて行われてきた。しかし,これには動物の個体差による抗体価のばらつき,抗血清の量が限られているなどの欠点があった。近年,モノクローナル抗体の導入により上記の欠点は克服され,赤血球凝集素(HA)の変異の解析はより詳細になされるようになってきた1)
 ここでは主に,インフルエンザウイルスのHAのモノクローナル抗体の作製法とこれを用いてのantigenicdriftの解析例を示す。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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