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国際神経化学会議と二つのサテライトシンポジウムについて
著者: 武富保1
所属機関: 1信州大学医学部附属心脈管病研究施設脂質生化学部門
ページ範囲:P.71 - P.76
文献購入ページに移動 1987年5月31日から6月5日まで,南米のベネズエラ共和国の首都カラカスに近い港町,ラ・グアイラで初めての試みとして催された第11回国際神経化学会と第18回米国神経化学会のジョイントミーティングに,また,その後,6日から12日まで,カラカスから約500Km離れたカリブ海の大西洋側に寄った海辺の町,プエルト・ラ・クルスでのリン脂質とガングリオシドの両サテライトシンポジウムに出席したので,これらの学会見聞を記すことにしたい。初めに断わっておきたいことは,前者のジョイントミーティングについては,植村慶一・北村邦男両氏1)による見聞記がすでに他誌に掲載されているので,参照して頂くとして,簡単にし,どちらかと言えば,後者の両サテライトシンポジウムについて,紙数を取って紹介することにしたい。
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