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文献詳細

雑誌文献

生体の科学39巻5号

1988年10月発行

文献概要

特集 細胞測定法マニュアル 細胞内イオン濃度測定法 細胞内カルシウムイオン濃度測定

Fura-2を用いた螢光顕微画像解析法

著者: 田代裕1 角田康弘1

所属機関: 1関西医科大学第1生理学教室

ページ範囲:P.361 - P.365

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 最近種々の螢光色素を用い,生きた細胞質内の遊離Ca2+濃度(〔Ca2+i),pH,電位などを測定し,かつ画像化する方法が開発され,細胞生物学の重要な研究手段となりつつある。これがディジタル画像顕微鏡法(Digital imaging microscopy;DIM),または螢光比画像顕微鏡法(Fluorescence ratio imaging microscopy;FRIM)で,ここではDIMという略語を使用する。fura-2を用いた〔Ca2+i測定については,最近小倉・工藤1)によって紹介されているので,できるだけ重複を避けて記述したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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