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文献詳細

雑誌文献

生体の科学39巻5号

1988年10月発行

文献概要

特集 細胞測定法マニュアル 細胞内イオン濃度測定法 細胞内カルシウムイオン濃度測定

Fura-2法(筋組織)

著者: 尾崎博1 唐木英明1

所属機関: 1東京大学農学部家畜薬理学教室

ページ範囲:P.369 - P.371

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緒言
 平滑筋の細胞内Ca量を測定する方法としては,原子吸光光度計などを用いて総Ca量を測定するもの,放射性Caを用いて交換可能分画のCaを測定するものなどがあるが,いずれを用いても遊離と結合のCaを分離して測定することは困難である。最近,quin 2やfura-2などのCa螢光指示薬が開発された1,2)。ここではfura-2を用いて平滑筋組織の細胞内遊離Ca濃度と収縮を同時に測定する方法を紹介する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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