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特集 細胞測定法マニュアル 細胞内pH測定法 螢光法
細胞内小器官のpH(FD法,AO法,含む:単離小器官のpH)
著者: 大熊勝治1
所属機関: 1金沢大学薬学部生化学教室
ページ範囲:P.390 - P.393
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細胞内小器官〔オルガネラ,すなわち,核,小胞体(ER),ゴルジ体,ミトコンドリア,ペルオキシゾーム,空胞系の顆粒(コーテッドベジクル,エンドゾーム,リソゾーム,分泌顆粒など)等々〕のpHの測定法について,とくに(1)螢光性pH指示薬を用いる方法と,(2)螢光性弱塩基・弱酸の分布測定による方法とを取り上げ,生細胞での測定と単離オルガネラでの測定に分けて記す。なお核,ミトコンドリア,ペルオキシゾーム,ERおよびゴルジ体のpHを生細胞の状態で選択的に測定する一般的方法はまだ確立されていない。
細胞内小器官〔オルガネラ,すなわち,核,小胞体(ER),ゴルジ体,ミトコンドリア,ペルオキシゾーム,空胞系の顆粒(コーテッドベジクル,エンドゾーム,リソゾーム,分泌顆粒など)等々〕のpHの測定法について,とくに(1)螢光性pH指示薬を用いる方法と,(2)螢光性弱塩基・弱酸の分布測定による方法とを取り上げ,生細胞での測定と単離オルガネラでの測定に分けて記す。なお核,ミトコンドリア,ペルオキシゾーム,ERおよびゴルジ体のpHを生細胞の状態で選択的に測定する一般的方法はまだ確立されていない。
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