文献詳細
特集 細胞測定法マニュアル
核酸・蛋白質定量法
文献概要
フローサイトメトリー(FCM)とは,細胞を浮遊液の状態で本法特有の測定部を高速で通過させながらレーザー光などで照射することで,各細胞から放射される細胞個々の特徴を示す散乱光,螢光の強度を検出して電気信号に変換し,コンピュータで目的に応じた処理を行い,短時間に大量の細胞についての生物学的特性を解析する自動分析法である。
このFCMの応用分野としては,従来から細胞生物学や免疫学などの基礎研究の分野で使われてきたが,近頃ではリンパ球サブセット分析のように臨床検査の分野でも応用されるようになり急速に普及してきた。
このFCMの応用分野としては,従来から細胞生物学や免疫学などの基礎研究の分野で使われてきたが,近頃ではリンパ球サブセット分析のように臨床検査の分野でも応用されるようになり急速に普及してきた。
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