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文献詳細

雑誌文献

生体の科学39巻5号

1988年10月発行

文献概要

特集 細胞測定法マニュアル 核酸・蛋白質定量法

単一神経細胞の蛋白質および酵素活性測定法

著者: 加藤尚彦1

所属機関: 1東京大学医学部脳研究施設脳生化学部門

ページ範囲:P.419 - P.422

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 一次培養神経細胞やクローン化した神経芽細胞は,insituにおける神経細胞(ニューロン)とは異なった性質を持つことが知られており,これらの培養細胞を分析しても,in vivoの分化したニューロンの特性を完全に知ることはできない。そこで直接ニューロンを単離して,種々の超微量測定法を用いて,単一ニューロンの持つ物質や酵素活性を分析することが試みられてきた1)。ここでは単離ニューロン細胞体内の酵素活性の超微量測定法と,酵素免疫測定法を応用した蛋白質の超微量測定法について,実例を引きながら解説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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