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文献詳細

雑誌文献

生体の科学39巻5号

1988年10月発行

文献概要

特集 細胞測定法マニュアル 細胞内ATP測定法

ルシフェリン・ルシフェラーゼ発光によるATPの測定

著者: 吉本康明1

所属機関: 1関西医科大学教養部生物教室

ページ範囲:P.428 - P.430

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 最近細胞のATP量を測定する方法として,ATPのみならず他のヌクレオチドも同時に測定することが可能な高速液体クロマトグラフィーが主に利用されている。また,なまの試料が使用可能なNMRによる測定もよく行われている。したがって現在では,ホタルのルシフェリン・ルシフェラーゼの発光を利用する方法はやや古典的になった感があるが,微量の試料でごく手軽に測定できる点,生きた細胞やなまに近い試料にも応用できる可能性がある点など利点も多く,この方法を利用する研究者もまだ多い。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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