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特集 細胞測定法マニュアル 細胞体積測定法
細胞表面積
著者: 富田光子1
所属機関: 1埼玉医科大学生化学教室
ページ範囲:P.467 - P.469
文献購入ページに移動 細胞の表面積を求める方法としては形態より算出する方法がよく用いられる。これは絶対値を計算するのにむいている。しかし単に同種の細胞集団間の表面積の大小を相対比較する目的であれば,細胞膜を透過しにくい分子半径および性状の核種を用いて表面ラベルし,放射活性を測定し,相対値から間接的に算定することができる。前者は細胞を顕微鏡下で取捨選択して目的とするものについて調べることも可能であるが,後者はそれができないため,あらかじめ細胞の純度を高くしておく必要がある。
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