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綜説
生化學に於ける粘度
著者: 菅原努1
所属機関: 1三重縣立大學醫學部高安内科
ページ範囲:P.19 - P.27
文献購入ページに移動 1 緒言
蛋白質殊に血清の粘度の測定は臨床家によつて廣く行われ,又最近ヒアルロニダーゼ等に關してヒアルロン酸の粘度變化の測定等もしばしば行われている。一方高分子溶液の粘度に關する理論が最近著しく進歩して來たが生化學の立場から理論と實際とを結びつけて検討したものは見られない。こゝに蛋白質を中心としてこの問題を考えてみる。
蛋白質殊に血清の粘度の測定は臨床家によつて廣く行われ,又最近ヒアルロニダーゼ等に關してヒアルロン酸の粘度變化の測定等もしばしば行われている。一方高分子溶液の粘度に關する理論が最近著しく進歩して來たが生化學の立場から理論と實際とを結びつけて検討したものは見られない。こゝに蛋白質を中心としてこの問題を考えてみる。
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