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文献詳細

雑誌文献

生体の科学4巻2号

1952年10月発行

報告

胃腸に至る血管運動神經に就いて

著者: 飯塚恒治1

所属機関: 1廣島醫科大學生理學教室

ページ範囲:P.93 - P.95

文献概要

 胃に至る迷走神經からアセチールコリン樣物質が遊離される事が,Dale and Feldberg2) J.H.Harrison and B.A.Mc Swiney3)に依り,小腸に至る迷走神經終末から同じくアセチールコリン樣物質が遊離される事は,Bunting, H.,W.J.Meek and C.H.Maaske1)に依り,更に高杉5)は蟇の胃腸に於てこれらの物質が出る事を報告しているので,胃腸に至る迷走神經に就いて追試し,又迷走神經刺激に依つて得られた灌流液の性状に就いてはほとんど知られていないので,この遊離された物質と二,三化學物質との關係を追及した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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