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特集 研究室で役に立つ新しい試薬 蛋白質,その他修飾試薬 光反応試薬
Con Aのフォトラベル
著者: 別府正敏1
所属機関: 1東京薬科大学第一衛生化学教室
ページ範囲:P.297 - P.297
文献購入ページに移動 p-アジドフェニルα-D-マンノピラノシド
Concanavalin A(Con A)は,マンノースに親和性を持つレクチンであり,その糖結合部位のフォトアフィニティラベルとして,ρ-アジドフェニルα-D-マンノピラノシド1),4-アジド-2-ニトロフェニルα-D-マンノピラノシド2)(いずれもナイトレン前駆体),4-ジアゾアセトアミドフェニルα-D-マンノピラノシド2)(カルベン前駆体)が合成されている。このうち,実際に糖結合部位への特異的ラベルが確認されたのはρ-アジドフェニルα-D-マンノピラノシド(図1)であり1,3,4),ここではこの試薬を紹介する。
Concanavalin A(Con A)は,マンノースに親和性を持つレクチンであり,その糖結合部位のフォトアフィニティラベルとして,ρ-アジドフェニルα-D-マンノピラノシド1),4-アジド-2-ニトロフェニルα-D-マンノピラノシド2)(いずれもナイトレン前駆体),4-ジアゾアセトアミドフェニルα-D-マンノピラノシド2)(カルベン前駆体)が合成されている。このうち,実際に糖結合部位への特異的ラベルが確認されたのはρ-アジドフェニルα-D-マンノピラノシド(図1)であり1,3,4),ここではこの試薬を紹介する。
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