文献詳細
特集 研究室で役に立つ新しい試薬
蛋白質,その他修飾試薬 螢光ラベル試薬
文献概要
■特性
1,2-ジフェニルエチレンジアミン(メソ体,DPE)はすべてのカテコールアミン(ノルエピネフリン,エピネフリンおよびドーパミン)をfmolレベルで検出可能とする高感度性と生体試料へ応用する場合,試料の前処理を容易にする高選択性を兼ね備えた試薬である。DPEはフェリシアン化カリウムの存在下,緩和な条件(pH6.5〜7,0〜50℃)でカテコールアミンと反応して螢光誘導体を与え,これらは逆相HPLCで分離できる1-3)。またDPEはポストカラム誘導体化反応にも適用可能で前処理も自動化した自動分析計が市販されている。
1,2-ジフェニルエチレンジアミン(メソ体,DPE)はすべてのカテコールアミン(ノルエピネフリン,エピネフリンおよびドーパミン)をfmolレベルで検出可能とする高感度性と生体試料へ応用する場合,試料の前処理を容易にする高選択性を兼ね備えた試薬である。DPEはフェリシアン化カリウムの存在下,緩和な条件(pH6.5〜7,0〜50℃)でカテコールアミンと反応して螢光誘導体を与え,これらは逆相HPLCで分離できる1-3)。またDPEはポストカラム誘導体化反応にも適用可能で前処理も自動化した自動分析計が市販されている。
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