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文献詳細

雑誌文献

生体の科学40巻4号

1989年08月発行

文献概要

特集 研究室で役に立つ新しい試薬 活性制御試薬 蛋白質分解酵素抑制薬

コラゲナーゼインヒビター(TIMP)

著者: 早川太郎1

所属機関: 1愛知学院大学歯学部生化学教室

ページ範囲:P.335 - P.335

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 ■構造
 多くの培養細胞,とくに,線維芽,上皮,内皮,骨芽,軟骨各細胞,血小板,単球/マクロファージ,腫瘍細胞などが産生する分子量30万前後のシアロ糖タンパクである。cDNAのクローニングによってヒトTIMPの一次構造が明らかにされ(図1),前期および後期赤芽球前駆細胞(BFU-EとCFU-E)の分化を促進するEPA(erythroid-potentiating activity)タンパクの一次構造と同じであることがわかった1)。12残基のCysはすべてSS結合を形成している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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