文献詳細
特集 研究室で役に立つ新しい試薬
活性制御試薬 蛋白質分解酵素関連試薬
文献概要
AchromobacterプロテアーゼI(EC3. 4. 21. 50)
■構造
AchromobacterプロテアーゼⅠは,Achromobacter lyticusM497-1株より単離された分子量約28,000,アミノ酸総残基数268個よりなる単純蛋白質で,ジイソプロピルフルオロリドリン酸(DFP)やフェニルメタンスルホニルフルオリド(PMSF)によりその活性が化学量論的に阻害される典型的なセリンプロテアーゼである1)。その一次構造を図1に示すが,同じセリンプロテアーゼであるトリプシンやキモトリプシンとの構造比較からHis57,Asp113,Ser194がその触媒部位を形成していると推定されている2)。
■構造
AchromobacterプロテアーゼⅠは,Achromobacter lyticusM497-1株より単離された分子量約28,000,アミノ酸総残基数268個よりなる単純蛋白質で,ジイソプロピルフルオロリドリン酸(DFP)やフェニルメタンスルホニルフルオリド(PMSF)によりその活性が化学量論的に阻害される典型的なセリンプロテアーゼである1)。その一次構造を図1に示すが,同じセリンプロテアーゼであるトリプシンやキモトリプシンとの構造比較からHis57,Asp113,Ser194がその触媒部位を形成していると推定されている2)。
掲載誌情報