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文献概要
特集 研究室で役に立つ新しい試薬 糖関連化学物質(試薬) 糖鎖分解酵素(グリコシダーゼ)
グリコペプチダーゼ
著者: 高橋禮子1
所属機関: 1名古屋市立大学看護短大部
ページ範囲:P.510 - P.511
文献購入ページに移動 ■反応機構
アーモンド由来のグリコペプチダーゼは,糖ペプチドの糖部とペプチド部との結合部位(GlcNAc-Asn)を特異的に切断し,糖鎖をその根元から丸ごと遊離させる酵素である1)。この酵素はグリコシダーゼではなく図1に示す反応機構の(1)式を触媒する一種のアミダーゼである。(2)式は引き続き非酵素的に進行する。酵素番号〔EC3.5.1.52〕が与えられている。
アーモンド由来のグリコペプチダーゼは,糖ペプチドの糖部とペプチド部との結合部位(GlcNAc-Asn)を特異的に切断し,糖鎖をその根元から丸ごと遊離させる酵素である1)。この酵素はグリコシダーゼではなく図1に示す反応機構の(1)式を触媒する一種のアミダーゼである。(2)式は引き続き非酵素的に進行する。酵素番号〔EC3.5.1.52〕が与えられている。
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