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特集 New proteins
序
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ページ範囲:P.252 - P.252
文献購入ページに移動 「生体の科学」の本年の増大特集号は「New Proteins」をテーマとした。
最近,医学・生物学の分野で新しいタンパク質が次々と見出され,命名され,その性質が明らかにされている。生体の構成や機能に重要なタンパク質として関連の研究者の間では注目され,大きな話題になっていながら,研究分野が異なると身近でなく,その理解は必ずしも容易ではない.ましてや,新人や学生にとって,初めて目にし,耳にした新しいタンパク質については,調べるすべもないことがしばしばあると考えられる。
このような現状を考え,新しいタンパク質の解説書を作ることとした。取り上げたタンパク質は比較的最近発見され,その実体が捉えられた重要なタンパク質,および以前より知られているタソバク質でも,性質,機能,アイソフォームなどで新しく重要な知見が加わったものなどである。ただし,他の企画・成書ですでに取り扱われている成長因子,ペプタイドホルモン,チャネル・受容体タンパク質は除いた。また,cDNAのデータのみのタンパク質も除外した。各タンパク質について,同義名,分子量,発見・命名の歴史,性質や機能,組織・細胞内局在・分布に留意して解説されている。
最近,医学・生物学の分野で新しいタンパク質が次々と見出され,命名され,その性質が明らかにされている。生体の構成や機能に重要なタンパク質として関連の研究者の間では注目され,大きな話題になっていながら,研究分野が異なると身近でなく,その理解は必ずしも容易ではない.ましてや,新人や学生にとって,初めて目にし,耳にした新しいタンパク質については,調べるすべもないことがしばしばあると考えられる。
このような現状を考え,新しいタンパク質の解説書を作ることとした。取り上げたタンパク質は比較的最近発見され,その実体が捉えられた重要なタンパク質,および以前より知られているタソバク質でも,性質,機能,アイソフォームなどで新しく重要な知見が加わったものなどである。ただし,他の企画・成書ですでに取り扱われている成長因子,ペプタイドホルモン,チャネル・受容体タンパク質は除いた。また,cDNAのデータのみのタンパク質も除外した。各タンパク質について,同義名,分子量,発見・命名の歴史,性質や機能,組織・細胞内局在・分布に留意して解説されている。
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