文献詳細
文献概要
特集 New proteins 核関連タンパク質 核小体タンパク質
B23, C23
著者: 中安博司1
所属機関: 1滋賀医科大学生化学2講座
ページ範囲:P.402 - P.403
文献購入ページに移動 B23
■同義名 nucleophosmin, numatrin, No 38タンパク質。
■分子量
B23は292個のアミノ酸残基から成る38~40Kの酸性タンパク質である。等電点は5.0~5.1。ラットでは,1個の遺伝子からスプライシングの違いなどにより二種以上のアイソマーが産生されているが1),これは他の細胞にも一般化できると考えられる。生体中では六量体(4分子のαアイソマーと2分子のβアイソマー)の形で存在しているらしい。B23はすでに核小体から単一に精製され,ラット,マウス,ヒト,ニワトリやXenopusでcDNAの塩基配列が知られている。
■同義名 nucleophosmin, numatrin, No 38タンパク質。
■分子量
B23は292個のアミノ酸残基から成る38~40Kの酸性タンパク質である。等電点は5.0~5.1。ラットでは,1個の遺伝子からスプライシングの違いなどにより二種以上のアイソマーが産生されているが1),これは他の細胞にも一般化できると考えられる。生体中では六量体(4分子のαアイソマーと2分子のβアイソマー)の形で存在しているらしい。B23はすでに核小体から単一に精製され,ラット,マウス,ヒト,ニワトリやXenopusでcDNAの塩基配列が知られている。
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