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文献詳細

雑誌文献

生体の科学41巻4号

1990年08月発行

文献概要

特集 New proteins 血漿(清)タンパク質 補体系

factor J, homologous restriction factor, CD59, C2様タンパク

著者: 高田明和1

所属機関: 1浜松医科大学第二生理学教室

ページ範囲:P.411 - P.412

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factor J(J因子)
 ■分子量 20K(SDS)。
 ■歴史
 補体の第一成分,C1は分子量440KのClqと83KのC1rが2つ,83KのC1sが2つからなる740Kのタンパクである。C1r,C1sはC1qの部分が抗体のFc部分に結合すると活性化されプロテアーゼの作用をもつCli,C1sとなる。C1のインヒビターとしてはC1f,C1sと結合してこれを阻害するC1 INHK(110K)とC1qのレセブターが修飾されたC1q INHが知られている。1989年にNicholson-Wellerらは尿中よりC1を限害する新しいインヒビターを思出し,これをfactor Jと名付けた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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