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文献詳細

雑誌文献

生体の科学41巻5号

1990年10月発行

特集 LTPとLTD:その分子機構

記憶の初期過程と維持における遺伝子の活性化・タンパク質合成―c-fosを中心に

著者: 藤田道也1

所属機関: 1浜松医科大学生化学第二

ページ範囲:P.488 - P.495

文献概要

 最近では脳も分子生物学の注目するところとなってきた。その一つとして,脳に対するなんらかの刺激による遺伝子の活性化が研究対象となっている。本稿では,ここ数年間に発表された関連研究を人為的に分類し,概観してみることにした。以下で「遺伝子の活性化」とはその遺伝子に含まれる遺伝情報を読み取り可能な状態にすることを指すが,転写・加工を含め,mRNAの生成までの過程を指すのにも用いたことをおことわりしておく。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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