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文献詳細

雑誌文献

生体の科学41巻5号

1990年10月発行

文献概要

話題

第21回アメリカ神経化学会日米合同シンポジウム

著者: 大平敦彦1

所属機関: 1愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所発生学部

ページ範囲:P.533 - P.535

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 〔フェニックスヘ〕
 1990年3月3日,桃の節句を祝う日本を後に,第21回アメリカ神経化学会年次総会日米合同シンポジウムに出席するため,開催地アリゾナ州フェニックスに赴いた。ロスアンジェルスからは,空路約1時間の地にあるフェニックスだが,目的地に近づくにつれ,空からの眺めは,荒涼たる砂漠とくすんだ岩山となった。“太陽の谷間(The Valley of the Sun)”と呼ばれるフェニックスは,年平均300日が晴天で,平均降水量も年7インチときわめて少ない。学会期間中も,もちろん連日晴天であった。ビールの大ジョッキを思わせるコップに,ナミナミと注がれたジュースも,普段ならあまりのボリュームに圧倒され飲む意欲をなくすところであるが,この乾燥した土地では,おいしく飲めた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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