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文献詳細

雑誌文献

生体の科学41巻6号

1990年12月発行

文献概要

特集 注目の実験モデル動物

Gracile axonal dystrophy(GAD)マウスの病理と遺伝

著者: 山崎一斗1 小田健一郎2 菊池建機2

所属機関: 1エーザイ株式会社筑波研究所実験動物研究センター 2国立精神・神経センター神経研究所

ページ範囲:P.545 - P.548

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 名古屋大学農学部畜産学科では,3年次になると家畜育種学実習でマウスの毛色遺伝子に関する交配実験を行う。CBA/NgaとRFM/Ngaの2系統を交配するのだが,そのF2世代に後肢を引きずって歩行する3匹の異常マウスが1984年1月に見つかった。この学生実習中の発見がGADマウスの研究の発端である。本総説では,現在までに明らかとなった知見について,主に病理と遺伝を中心に述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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