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文献詳細

雑誌文献

生体の科学42巻1号

1991年02月発行

文献概要

特集 脳と免疫

神経栄養因子としてのサイトカイン

著者: 田平武1

所属機関: 1国立精神・神経センター神経研究所疾病研究第六部

ページ範囲:P.44 - P.47

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 サイトカインは主にリンホカインとしてリンパ球あるいはマクロファージが産生し,主としてリンパ球に作用する免疫系のchemical mediatorとして研究されてきた。しかし,その産生細胞も標的細胞も免疫系に限らず広くわたっていることが明らかになるにつれて,サイトカインと呼ばれるようになってきた。実際サイトカインの多くが神経系でも作られ,また,神経系に対する様々な作用を有していることが明らかになってきた。ここではサイトカインの神経系に対する作用,とくにその神経栄養因子としての作用について解説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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