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文献詳細

雑誌文献

生体の科学42巻3号

1991年06月発行

文献概要

特集 ペルオキシソーム/最近の進歩

ペルオキシソーム酵素ウリカーゼの発現特異性

著者: 本島清人1

所属機関: 1東邦大学薬学部生化学教室

ページ範囲:P.198 - P.200

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I.ウリカーゼとは
 ウリカーゼ(尿酸酸化酵素,EC 1.7.3.3)はペルオキシソームに局在し,プリン代謝系において尿酸を酸化してアラントインにする酵素である。この際水素受容体として酸素のみを用い,この種の酸化酵素としては例外的に,水ではなく過酸化水素を生成する。尿酸酸化酵素は核酸代謝に関わる酵素であるが,すべての細胞に必須というわけではなく,生物種における分布,発現する組織特異性,細胞内局在,また発現時期の特異性など,以下の特徴が知られている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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