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文献詳細

雑誌文献

生体の科学42巻4号

1991年08月発行

文献概要

連載講座 新しい観点からみた器官

胃腸:粘膜の形態形成と細胞分裂

著者: 片岡勝子1 陳竹君1

所属機関: 1広島大学医学部解剖学教室

ページ範囲:P.295 - P.303

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 胃腸の壁は粘膜,筋層,漿膜(または外膜)の3層で構成されており,最内層の粘膜の表面(胃腸の内腔に接する面)は単層円柱上皮で覆われている。完成された胃腸粘膜には,絨毛,胃腺,腸陰窩のような突起や陥凹があるが,これらも連続した単層上皮で覆われていることには変りがない。そこで,まず,単層上皮の一般的性質について考えてみよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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