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連載講座 新しい観点からみた器官
胃腸:粘膜の形態形成と細胞分裂
著者: 片岡勝子1 陳竹君1
所属機関: 1広島大学医学部解剖学教室
ページ範囲:P.295 - P.303
文献購入ページに移動 胃腸の壁は粘膜,筋層,漿膜(または外膜)の3層で構成されており,最内層の粘膜の表面(胃腸の内腔に接する面)は単層円柱上皮で覆われている。完成された胃腸粘膜には,絨毛,胃腺,腸陰窩のような突起や陥凹があるが,これらも連続した単層上皮で覆われていることには変りがない。そこで,まず,単層上皮の一般的性質について考えてみよう。
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