文献詳細
文献概要
特集 神経系に作用する薬物マニュアル Ⅳ.臨床応用薬
アルツハイマー症治療薬:THA(=9-amino-1,2,3,4-tetrahydroacridine)/アセチルコリンエステラーゼ阻害剤
著者: 石井毅1
所属機関: 1東京都精神医学総合研究所
ページ範囲:P.542 - P.543
文献購入ページに移動 「概説」
アルツハイマー病(AD)の原因は不明であるが,治療のストラテジーとして,その神経伝達物質の異常に対する薬物投与が考えられる。ADの神経伝達異常にはacetylcholine(ACh)系がもっとも有名だが,そのほかnorepinephrine(NE)系,serotonin(5-HT)系,各種アミノ酸,peptide系異常などが見出されている。
アルツハイマー病(AD)の原因は不明であるが,治療のストラテジーとして,その神経伝達物質の異常に対する薬物投与が考えられる。ADの神経伝達異常にはacetylcholine(ACh)系がもっとも有名だが,そのほかnorepinephrine(NE)系,serotonin(5-HT)系,各種アミノ酸,peptide系異常などが見出されている。
掲載誌情報