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プラハヘ
1991年6月30日~7月5日,チェコスロバキアの首都プラハにおいて,IUPS(The International Union of Physiological Sciences)のRegional Meetingが開催された。私は6月28日大阪空港を発ち,フランクフルト経由でプラハに到着した。東西緊張緩和のおかげで,今回のflightはアンカレッジを経由しないで直接ソ連の上空を飛ぶ快適なものであった。飛行機の窓から眼下の平原を蛇行して流れてゆく河川を見ながら,かつて地理の時間に習ったオビ川だとかエニセイ川という単語がふと記憶によみがえった。今年のヨーロッパは冷夏だと聞いていたが,最初の2日間を除いて30度を越す日が続き,大阪の暑さから逃れられるという私の期待は大きく外れてしまった。プラハは“百塔の街”とも呼ばれ,旧市街には戦災を逃れた種々の様式の歴史的な建物が,街の中心部を流れるヴァルタヴァ川(モルダウ川)越しに望まれる(写真1)。今回の学会のシンボルマークも塔をアレンジしたものである(写真1右上)。
1991年6月30日~7月5日,チェコスロバキアの首都プラハにおいて,IUPS(The International Union of Physiological Sciences)のRegional Meetingが開催された。私は6月28日大阪空港を発ち,フランクフルト経由でプラハに到着した。東西緊張緩和のおかげで,今回のflightはアンカレッジを経由しないで直接ソ連の上空を飛ぶ快適なものであった。飛行機の窓から眼下の平原を蛇行して流れてゆく河川を見ながら,かつて地理の時間に習ったオビ川だとかエニセイ川という単語がふと記憶によみがえった。今年のヨーロッパは冷夏だと聞いていたが,最初の2日間を除いて30度を越す日が続き,大阪の暑さから逃れられるという私の期待は大きく外れてしまった。プラハは“百塔の街”とも呼ばれ,旧市街には戦災を逃れた種々の様式の歴史的な建物が,街の中心部を流れるヴァルタヴァ川(モルダウ川)越しに望まれる(写真1)。今回の学会のシンボルマークも塔をアレンジしたものである(写真1右上)。
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