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文献詳細

雑誌文献

生体の科学43巻3号

1992年06月発行

文献概要

特集 血管新生

Tumor necrosis factor(TNF)とInterferon(IFN)の血管新生に及ぼす影響

著者: 佐藤昇1

所属機関: 1日本グラクソ㈱筑波研究所

ページ範囲:P.217 - P.220

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 固形腫瘍の増殖は腫瘍に栄養と酸素を供給する毛細血管の新生に依存することが知られている1)。したがって腫瘍部位での血管新生阻害は栄養と酸素を断ち切ることになり,きわめて効果的な腫瘍退縮法になると考えられている。TNFおよびIFNは血管内皮細胞の遊走・増殖を抑制するため,これら因子の抗腫瘍効果のメカニズム解明と臨床応用の観点から血管新生に及ぼす影響に興味が持たれた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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